今年に任意継続保険がおわって初めて国民健康保険料を見たんだけど、その金額に驚いたよ!こんなに高いなんて…!(涙)
私が能天気に任意継続保険の2倍くらいかな~なんて思って計算していなかったので、
思わぬ金額に驚愕したのは言うまでもありません(涙)
実際に本当に保険料を減らすことはできるのか調べてみました。
国民健康保険料について
国民健康保険料は各自治体が管轄する制度で保険料率が異なるため、お住まいの自治体のWEBサイトの早見表やシミュレーターを利用するのが確実です。
「国民健康保険 計算方法 ◯◯区」などで検索すると自治体の該当ページが出てくると思います。
会社員時代は全く計算もしたことなかったのですが、フリーランスになってきちんと確認するようになりました。
こういうことに目を向けられたのはフリーランスになってよかったことのひとつです。
注意!国民健康保険は控除の対象にならないもの
「小規模企業共済」と「確定拠出年金」の掛け金は、所得税と住民税では掛け金の控除の対象になりますが、国民健康保険では控除の対象にならないということを今回調べて初めて知りました。
マジか…(絶句)
個人事業主になったとき、「小規模企業共済」と「確定拠出年金」は真っ先に入りましたが、任意継続保険の手続きをしたこともあり、国民健康保険に関しては能天気さを貫いていたことを反省…。
2年の任意継続保険が終わってこのザマです。涙
国民健康保険を安くする方法
経費の見直し
当たり前ではありますが、今一度経費になるのに経費にしていないものがないか見直しが必要だと感じました。
私個人でいうと、ここはそんなに見直せることないかなという感じです。
経費にできるものはしているし、これ以上はなにかを経費で購入したとしても単に現金が減るだけなので意味がありません。
経営セーフティ共済
調べてみると「経営セーフティ共済(中小企業倒産防止共済制度)」という制度が、掛金を全額経費にできるということで個人事業主の節税に一役かっているということを知りました。
こんな制度あったんか…
しかも小規模共済と同じところ…
そもそも経費目的ではなく、取引先のピンチの時に備えられる共済で、かつ節税もできるというものですが、そもそも収入に余裕があるお金がないと掛金を捻出できません。
さらに早期解約だと元本割れ、解約手当金には税金がかかるので受け取り時も見据えたシミュレーションが必須です。
うまく活用すればかなり有効な手段ですが、私には掛金を出す余裕がないかも~という感じです。
でも、これはリスク軽減と節税ができる本当に有効な手段だと思います。
それにしてもなかなかこういう情報は受け身では入ってこないですね。
マイクロ法人化
マイクロ法人とは1人経営の会社のことを指します。
例えば私が会社を立ち上げ、代表者になり、従業員を雇わない、そのようなスタイルのことのようです。
社会保険料や所得税が個人事業主より抑えられるなどのメリットがある反面、法人設立の手続き費用や法人税、税務申告の手続きが複雑になるなどのデメリットもあります。
個人事業主の一番の理想形のひとつは、マイクロ法人化だと思いました。
ただこちらも収支のシミュレーションを行った上での判断が必要です。
私は今のところマイクロ法人化は無理そうです。
結局、個人事業主はどうしたらいいのか?
最終的に一番のオススメはマイクロ法人化が最強だと思いました。
ただし、法人化にあたっては確定申告が複雑になるため税理士に依頼することが必須かなと思います。
そうすると税理士費用や会社運営に関わるその他諸々費用も発生するため、収支計算をした上で現在の売上(収入)で本当にやっていけるのか見極めが必要です。
正直、今の私にはマイクロ法人化は厳しいので、今回は経営セーフティ共済のシミュレーションをしつつ検討しようと思います。
ただし、経営セーフティ共済に関しては全額経費計上にできるという大きな節約効果があるものの、受取時は所得としてみなされてしまうため、受け取る時期や金額を加味して加入を検討しないといけません。
今後もどうするのが良いのか考えながらやっていきたいと思います。
こうしてアンテナをはって、考えていくことが一番大事ですね!